海外旅行のためにSIMを準備するとき、5Gと4Gを選択できる場合があります。普段日本では意識して選ぶ機会がほとんどないため、いざ選んでよいと言われると悩んでしまいます。
でも、値段も違ったりと選択しないわけにはいかないので、判断する材料が必要です。実際に4Gと5Gを続けて使用する機会があったので、その体感も含めていろいろな面から比較していきます。

どちらを購入しようか悩んだときにお役に立てますように。
海外旅行のSIMの選択肢にある4Gと5Gとはそもそも何か
必ず記載されているこの数字は、通信に関する用語です。
4Gと5Gは通信システムの呼び名
気が付けば5世代目にまでなった通信システムです。スマホ画面の右上の表示で、3Gとか4Gとか5Gとかあたりは目にする機会があるのではないでしょうか。
世代が後になればなるほど後からできたものになるので、必然的に性能もアップしていきます。5Gになると、超高速であったり遅延しにくかったりといいことづくめなのですが、とりあえず今回のように海外旅行で使うSIMを選ぶというような場合であれば、速度の面だけ気にすればよ良いように思います。
海外旅行のSIMを買うときの4Gと5Gの値段の違いは?
4Gと5Gは、通信性能が異なるためもちろん値段も違います。
今回は、ちょうど同条件で比較できるグローバルWiFiでの価格とタイの現地SIMであるTrueの2種で比較してみます。
グローバルWiFiでの4Gと5Gの価格差
今回は、『目的地タイ、8月出発、3日間、容量無制限、オプションなし』という条件で価格を出しています。まずは5Gです。
そして、同条件での4Gがこちら。
結構違いがあることが分かります。一日当たり800円ほどの違いです。今回は3日間と短めにしているので、日数が増えるほどこの一日当たりの金額分の差が開いていくということです。

ローカルSIMでの4Gと5Gの価格差
私は普段SIMはklookで購入しているのですが、いわゆる他国ローミングではない現地の通信会社のもので選んだ場合、4Gか5Gどちらかしかない場合が多くて選択肢がありません。ちょうどタイに行った際にカウンターへ貼られていた現地SIMの料金一覧がありました。
この通り、値段が一緒というか、こちらも選択肢がありません。実際に使っていると、5Gが繋がりにくい地域に行くと4Gになる、といった感じです。カウンターの店員さんの手元にも5GのSIMしか置かれていなかったので、選択肢がないようです。

料金に関しては、WiFi利用の時だけ考えれば良さそうですね。
海外旅行でSIMを使うときの4Gと5Gの速さの違いは?
4Gと5Gは、理論上はかなりの速度の差があります。でも一番大切なのは、実際に使ってみたときに体感としてどうなのか?という点です。
ちょうど、タイで5Gを使った数週間後に台湾で4Gを使う機会があったため、使い心地を振り返ってみました。
実際の使い心地としてはそんなに大差ない
私が旅先で主にSIMの通信を使っているものは、スマホ上でのSNS全般とウェブ検索による調べものです。Youtubeは少し見るくらいならありますが腰を据えてみることはありません。
つまり、静止画と文字がほとんどで、動画はあまり見ないという環境になります。この環境では、4Gと5Gは違いが分かりませんでした。タブレット上で映画を見たりすれば、5Gの速さの恩恵を受けられると思うのですが、そういった使い方がなければどちらでも特に影響はないと感じます。

その他の条件でまず絞り込んでから、4Gや5Gといった選択肢があれば金額と合わせて検討する、くらいの感覚で見ていこうと思っています。
まとめ
4Gと5Gの違いについては、恩恵を体感として感じられるかどうかは使用環境がポイントです。旅先でも動画を多く見るような使い方であればまた違ってくると思います。
今回、料金の部分でWiFiとSIMについて比較しましたが、これらの違いについてはこちらを参考にしてみてくださいね。

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