SIMとWiFiは、インターネットを見るという目的は同じでも、それぞれメリットとデメリットが存在しています。使い方から値段まで、それぞれ比較していきます。
SIMもWiFiも何度も使っているので、利用者の視点から改めて考えていきます!
海外旅行でのSIM&WiFiの使い方の違い
どちらも通信に利用するという意味では同じですが、それぞれ向いているシーンが違っています。
WiFiは複数の端末を一気に接続したい人向け
WiFiの場合、手持ちの機械を一気に接続できるところが便利です。同時接続台数の範囲内であれば、快適にみんなで使うこともできます。
SIMでもテザリングを使って、スマホを代わりに接続することも可能です。でも、テザリングは案外切れやすいので、何度も接続するのがうっとうしい場合はおすすめしづらいです。
購入したSIMを入れたスマホ+もう一台のスマホ(テザリング)の形で使っていますが、結構すぐ接続が切れます。複数台にはやはりWiFiの機械は強いです。
SIMは一人旅行者やスマホユーザ向け
SIMの場合は、いつものスマホのSIMを入れ替えるだけで済み、使い勝手がほとんど変わりません。わたしがよく利用するのは主に東南アジアですが、日本にいるときと変わらずにインスタも速度のストレスなく見ることができます。
また、基本がスマホの通信のみである場合、荷物の面でもSIMは便利です。WiFiの機械はそこそこの重さがあって充電も減っていくのでバッテリーもあると安心です。
旅行中は何かと荷物が大きくなりがちなので、少しでも荷物が減らせると助かります。
海外旅行でのSIM&WiFiの買い方の違い
SIMもWiFiも、どちらもネットや対面での購入やレンタルが可能です。
WiFiはインターネットでの予約か出発地の空港で申し込み
家族旅行でそれぞれPCを持ち歩いてたとき、数年間ほどWiFiのお世話になっていました。当日バタバタするのは大変なので、いつも事前にインターネットで予約して、空港で受け取る形です。
ずっとグローバルWiFi一筋だったのですが、旅先で困ることもなく快適に使うことが出来ました。1セットがポーチに入った形で受け取れるので、なくす心配がないのが助かります。
現在は端末が減ってSIMにしてしまいましたが、WiFiであれば長年お世話になったのでとてもおすすめです!
SIMはインターネットでの予約か現地空港で購入
SIMは現地のキャリアのものになるので、インターネットでの事前予約にしても購入にしても、基本的には現地のカウンターに行く必要があります。
現地語が堪能であれば、その場で購入した方が手間が省けますが、事前に予約購入すれば日本語でじっくり条件を吟味する余裕ができます。以前は現地派でしたが、今はすっかりインターネット(klook)派です。
現地だとつい焦ってしまうので、ゆっくり日数やプランを吟味できるので助かっています。
現地のSIMはそもそもがローカルのものなので、通信もとても快適です。アジアの数か国で使ってきましたが、どの国でも通信は早く、インスタなど動画もあるようなサービスでも問題なく楽しめました。
実際にklookで購入したSIMを使ってみた感想はこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
海外旅行でのSIM&WiFiの値段の違い
SIMとWiFiは、値段も少し違ってきます。
SIMとWiFiの値段を同条件で比較
今回は、同じ条件にして金額を比較してみます。
SIMは実際に使用して問題のなかった大手の中華電信、WiFiはこちらも実際に何度もお世話になっているグローバルWiFiで計算します。
すると、以下のようになりました。
これだけを見ると、SIMが圧倒的に安いです。ここで、どのように現地で使用するのかがポイントになってきます。
値段と使用人数、接続機器の数がポイント
もしインターネット回線の使用目的のメインがスマホであれば、単純計算でも5人くらいまではSIMの方が安い上に楽です。各個人1回線持っていた方が使い勝手は断然良くなります。
一方で、パソコンなども常時繋いでおきたいような場合は接続が安定してくれるWiFiが便利です。他の端末を接続する能力は、WiFiの方が専門なだけあって高いです。値段と使い方のバランスが大切です。
自分の使い方に合わせて選べば、現地で困ることもありません。
まとめ
実際に私が旅行の時に使っているサイトはこちらになります。ぜひ候補に加えてみてくださいね。
コメント